ぼっちのCameraLife

Nikonしか勝たん。

令和の今、あえて「Ai AF Nikkor 50mm F1.4D」スナップレビュー

はいどうも皆さんこんばんわ流星です。

 

今回はAi AF Nikkor 50mm F1.4Dという単焦点レンズのレビューをしたいと思います。

 

このレンズはFマウントのフルサイズ・APS-Cどちらでも使用できます。

もちろんフィルムカメラでも使用できますし、フィルムカメラがAF対応していればAFも動きます。

 

Amazonで14000円前後で手に入ります。

 

 

外観やスペックなんてどうでもいいですよね。

 

レンズに必要なのは「どう写るか」だけですよね。

 

 

使用したカメラはNikon D200になります。

JPEG撮って出しになります。

 

 

まずは解放の1.4から撮りました。

生憎の超曇りです。

f:id:ImagawaRyusei:20211014232259j:plain

F1.4 1/60秒

f:id:ImagawaRyusei:20211014232459j:plain

F1.4 1/60秒

正直、解放時のピントはゆるゆるです。

もちろん今のレンズと比べてしまうと勝てるはずもありませんが。

f:id:ImagawaRyusei:20211014233045j:plain

F1.4 1/160秒

D200の設定は彩度を強にしているのですが、ややアッサリした雰囲気になります。

曇りというコンディションのせいもありますが。

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211014233326j:plain

F1.4 1/60秒

猿の腰掛というヤツでしょうか。

しっかり艶が出ていて雨上がりだったことが分かりますね。

 

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211014233556j:plain

f:id:ImagawaRyusei:20211014233601j:plain

一枚目は屋内にある米、影になっているのでしっかり色が出ていますが、二枚は逆光気味なのでやはりコントラストと彩度が薄いですね。

少し眠い描写です。

 

 

また晴れた

 

日中にも撮ってみたいと思います。

 

 

 

ここからはF2.8~の作例になります。

f:id:ImagawaRyusei:20211014231156j:plain

F2.8  1/2500

少し時間を改めて撮影開始。
2.8まで絞り込むとしっかりと描写されました。

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211014234421j:plain

F2.8 1/3200

むしろ期待してた以上の解像度でした。

CCDの発色とレンズの淡泊具合がいい感じに表れています。

 

f:id:ImagawaRyusei:20211014234634j:plain

F2.8 1/1500

全然古いレンズだという事を感じさせない描写。

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211014234824j:plain

F5.6 1/500

強い太陽光の下ではやはりコントラストと彩度は低下し、あっさりとした描写に。

 

しかし、それこそがこのレンズを今使う理由だと思いました。

デジタルとフィルムの中間のような絵になるんです。

 

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211014235314j:plain

F2.8 1/2000

この何とも言えない淡泊感。

漂うレトロ感。

今風に言うとすれば「エモい」でしょうか。

 

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211014235630j:plain

F2.8 1/250

日陰ではやはりねっとりとした色味が戻ってきます。

CCDセンサー搭載のカメラとの相性が最高じゃないでしょうか。

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211014235833j:plain

F5.6 1/250

f:id:ImagawaRyusei:20211014235941j:plain

F5.6 1/100

f:id:ImagawaRyusei:20211015000024j:plain

F5.6 1/100

金属の質感、赤錆の独特な表現。

中途半端な解像感。

 

今のカメラでは絶対出てこない絵ですよね。

たまりません。

 

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211015000355j:plain

F5.6 1/350

個人的に今回一番息を飲んだ一枚。

 

なんでしょう、ノスタルジックというんでしょうか。

光と影の絶妙な描写に惚れ惚れします。

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211015001056j:plain

F2.8 1/320

個人的には2.8の描写が好きです。

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211015001311j:plain

f:id:ImagawaRyusei:20211015001315j:plain

バリバリの解像感を望む人には向いてませんが、「匂い、味、質感」といった雰囲気をを大事にしている方には是非お勧めです。

 

 

 

 

 

f:id:ImagawaRyusei:20211015001641j:plain

F5.6 1/500

f:id:ImagawaRyusei:20211015001732j:plain

F5.6 1/250

f:id:ImagawaRyusei:20211015001805j:plain

F8 1/250

f:id:ImagawaRyusei:20211015001856j:plain

F2.8 1/1600

f:id:ImagawaRyusei:20211015001931j:plain

F8 1/160

f:id:ImagawaRyusei:20211015002011j:plain

F4 1/350

f:id:ImagawaRyusei:20211015002103j:plain

F4 1/200

f:id:ImagawaRyusei:20211015002219j:plain

F4 1/750

f:id:ImagawaRyusei:20211015002306j:plain

F5.6 1/100

f:id:ImagawaRyusei:20211015002336j:plain

F2.8 1/100

 

f:id:ImagawaRyusei:20211015002436j:plain

F5.6 1/180

 

 

 

ではこの辺で。